
7月25日(月)に新客殿庫裏の上棟式が厳かに執り行われました。
天候にも恵まれ、朝から棟の上には幣串と五色の吹き流しを飾ることが出来まし
た。

五色の吹き流しはお馴染みですが、幣串は女性の化粧品用具一式を結び、家内安
全を祈ります。家を女性の神さまにまもってもらうということですね。棟上げが
終わると棟札と共に屋根裏に大切に飾ります。

午後3時に開式。残念ながらコロナ感染が急拡大していたので、施工業者(菊池
建設株式会社)と秋月設計士のみで行いました。

大きな紅白餅の下の小さな紅白餅は四方餅と呼び、建物の四隅にお供えました。

法要の中の上棟の儀(槌入れ)では「千歳棟 万歳棟 永歳棟」の掛け声にあわ
せて柱を打ち、建物の永年の堅牢を祈りました。

解体工事を見ているのは淋しい気持ちばかりでしたが、建物が出来ていくのは楽
しみがふくらんでいきます。檀信徒の皆さまに建替えて良かったと思っていただ
けるよう、改めて気を引き締めて建替え工事をすすめていきたいです。もうしば
らくご不便をおかけしますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
酷暑が続きそうです。くれぐれもご自愛ください。 合掌
